ブロックチェーン・AI・システム開発の株式会社INDETAIL

社外勉強会発表のすすめ(初心者編)

2015.08.21
suzy

大通公園のビアガーデンが終わってから、すっかり札幌は秋の気配です。週末の社内BBQイベントで、最後の夏を味わいたい suzy です。

さて先日、アジャイル札幌というコミュニティ主催の勉強会イベントに、発表者として参加させていただきました。今回はその体験談をご紹介します。

社外勉強会での発表に興味があるけれど、勇気がない...自分なんかが発表して良いのかな...という方のために、このブログが少しでも参考になれば幸いです。

発表する事になったきっかけ

あるイベントの懇親会で、主催者の方に「今度発表してみませんか?」とお声掛けいただいたのが、最初のきっかけでした。

これは例外ではなく、私の周辺でも、会社同士のつながり・人同士のつながりがきっかけで、勉強会への参加や発表のチャンスが回ってくる事が多いようです。

発表に興味のある方は、きっかけ作りとして、まずは色々な勉強会に積極的に参加して、交流の場を広げておくと良いのではないかと思います。

発表準備

以下のスケジュールで発表準備を進めました。

 ・二か月前 ・・・ 関係者でキックオフミーティング
 ・一ヶ月前 ・・・ 発表タイトル、概要、アジェンダの決定
 ・二週間前 ・・・ スライド作成
 ・一週間前 ・・・ 発表練習(あがり症対策)

発表当日まで、主催者の方とのやり取りは、Facebook のイベント用グループ(非公開)で行ないました。

発表テーマの決定

イベント関係者でキックオフミーティングを行ない、イベント当日の流れなどについて、意識合わせをしました。

ミーティングには「発表者の不安を取り除く」という目的もあったので、主催者の方が親身に話を聞いてくださり、まずは一安心した事を覚えています。

こうして、関係者間でイベントの趣旨を理解して、イベント全体のイメージを掴んでおく事により、スムーズに発表準備を進めることができたと思います。

発表タイトル、概要、アジェンダの決定

イベント告知の都合で、タイトルと概要は早い段階で決める必要がありました。

私の業務はプロジェクト管理がメインなので、今の自分の経験を活かせる発表内容にしようと考え、今回は「失敗から学ぶ、強いチームの作り方」というタイトルにしました。概要は自分のプロジェクトリーダーとしての失敗談と、そこから得た教訓についてです。自分の失敗経験なら話しやすい、という想いもありました。

最初は「技術的な要素がないけれど、聞いた人にとって参考になるだろうか?」と不安でしたが、「ソフトウェア開発の現場について考えるきっかけを提供する」というイベントの趣旨と、主催者の方の「自分が成功と思えば、そのイベントは成功」という言葉に救われました。

結果として、絶対にイベントを成功させよう、自分でも楽しもう、という前向きな気持ちに変わりました。

スライド作成

スライド作成は「Slides」というWebサービスを利用しました。
基本的に無料で利用することができます。
slides_top

スライド作成画面の初期状態は、このような感じです。
slides_edit1

テキスト編集や画像挿入、iframe、ソースコードのシンタックスハイライトなど、スライド作成に必要な機能を一通り備えており、直感的に操作できます。個人的には PowerPoint よりも使いやすく感じました。
slides_edit2

注意点として、無料プランの場合、主に以下の機能制限があります。

 ・作成したスライドをローカル保存することができない
 ・スライドの公開範囲設定ができない(private 設定できない)
 ・ストレージ容量が250MB

無料/有料プランの詳細は以下URLを参照ください。
https://slides.com/pricing

発表練習

プレゼンテーションを成功させるコツは練習にあり、とよく耳にします。

かのスティーブ・ジョブズも、何週間も前からプレゼンの準備を始め、毎日数時間という圧倒的な練習量で、本番に臨んでいたそうです。私は人前で話すのが決して得意ではないので、緊張を乗り切るためにも、プレゼンの練習は必須でした。

練習のなかで詰まる箇所があれば「ここで、自分が本当に伝えたい事は何だろう?」という所に立ち返り、アジェンダを徹底的に見直します。そうすると発表内容やスライドの中に、無駄や矛盾が見えてくるので、大胆に作り直す事もありました。

こうして何度も練習を重ねると、自然と発表内容もブラッシュアップされていきます。この過程で、少しずつ自信を付ける事ができました。

また、第三者に発表練習を聞いてもらい、意見をもらうようにしました。話すテンポや、自分では気づかないクセ(例えば体を左右に揺らす、何度も「えー」と言ってしまう)、内容や資料に分かりにくい点はないか、という観点では、第三者に見てもらう方が確実です。

もし社内勉強会などの機会があれば、事前に社内でプレゼンして、参加者に意見をもらうのも良いかもしれません。

発表当日

当日の心構えとして。

たくさん練習したとはいえ、緊張は必ず訪れます。これは Web で見つけて効果的だったのですが、緊張は無理して抑え込むのではなく「あぁ、自分は緊張しているんだ」と認め、素直に受け入れるようにすると、緊張している自分を客観的に捉えられて、少し楽になります。

後は自分を信じて、発表あるのみ。発表中の事は、緊張してよく覚えていません。笑

最後に

今回の体験を通して一番良かったと感じたのは、「自分の業務での悩みや取り組みを、社外の方と共有して、議論することができた」点です。

イベントの最後に、参加者全員で輪になってディスカッションしたのですが、質疑応答のなかで「この取組みは真似したい」「自分ならこうする」と率直な意見交換ができました。

発表内容が、そのまま誰かの教訓になるのではなく、開発現場について皆で考えるきっかけを作れた実感から、自分が発表者として参加した意味を見出す事ができました。
細かな反省点はありますが、「自分が成功と思えば、そのイベントは成功」です。

機会があれば、今回の発表をアレンジして社内展開したり、また別のイベントで、違うテーマで発表してみたいと思います。

参考

IT系勉強会の開催情報は「dots.」や「Doorkeeper」などのサイトからも収集できますが、北海道対象ですと、以下のサイトがおすすめです。

北海道IT勉強会カレンダー

suzy Kawasuji Marie

INDETAIL には珍しい文系出身。初心者向け Raspberry Pi ネタと、色々な開発 tips を書いています。最近のおすすめマンガは「恋は雨上がりのように」。心が洗われます。

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