ブロックチェーン・AI・システム開発の株式会社INDETAIL

Agile Japan 2015 サテライト<札幌> に参加しました

2015.04.30
suzy

4月18日(土)に開催された Agile Japan 2015 というイベントの札幌サテライトに参加しました。

Agile Japan は、2009年から始まった、アジャイル開発を大きなテーマとしたイベントです。今年は 「失敗から学ぶアジャイル、成功につなげるアジャイル」 をテーマに、4月16日(木)に東京で、また、全国各地でもサテライト開催されています。

今回はイベント内容の紹介が中心ですが、この記事をきっかけに、アジャイルへの関心を高めたり、皆さんの開発現場を振り返るきっかけの一つになれば幸いです。

基調講演1:アジャイル・テスティング 〜 チーム全体のためにテストとテスターができることを学ぶ旅(Janet Gregory 氏)

主なテーマは「チームが(物理的に)分散した環境において、アジャイル開発のテスターとしての観点で、コミュニケーション等の課題をどう解決していくか?」でした。

例えば、チームの拠点が複数の国に分散している場合、時差・言語・文化など、多くの環境要因が障害となります。各チームの合意を取りながら開発を進めるには、情報共有の徹底や、ツールを使いこなす事も重要ですが、講演内のキーワードの中では、特に 「信頼関係の構築」 が重要であると感じました。

チームメンバーや他チームに対して、相手の考えや文化を受け入れ、気づかい合い、尊敬の気持ちを持って接する。相手の顔が見えないからこそ、コミュニケーションを円滑にするためには、こういった意識が必要ではないでしょうか。

INDETAIL でも、札幌 - 東京など、開発案件のステークホルダーが遠隔地にいる事が少なくありません。現場が離れていても、全員が同じフロアで作業しているような感覚を持てるよう、コミュニケーションのあり方については、常に改善を繰り返していきたいです。

講演資料はこちらからダウンロードできます

基調講演2:デジタル革命には アジャイルがよく似合う(横塚 裕志 氏)

第4次産業革命と言われる「デジタル革命」の潮流のなかで、業界・業種問わず、常にイノベーションを続けないと、企業は生き残れない。フィードバックと改善を繰り返す等のアジャイルな考え方を、経営側の視点からビジネスモデルにも落とし込んでいくべき、という内容の講演でした。

個人的に、最も印象的だった 「完成はありえない(Constant Beta)、常に改善する」 という考え方。システム開発に置き換えると、チーム運営などにも視点を広げて、様々な場面に取り入れる事ができると思います。

講師は他業種の方でしたが、エンジニア個人として、非常に鼓舞された講演でした。

基調講演3(札幌のみ):育てる!かんばん(前鼻 毅 氏)

開発現場にかんばんを取り入れ、フォーマットや運用を常に改善している具体的な事例を紹介いただきました。

私のチームでもかんばんを約半年間運用していますが、導入当初の目的であった「チームメンバーの作業タスクを見える化する」を達成した後、さらに発展させる事はしていませんでした。こちらの事例では、課題発見や計測(厳密に管理する場合は電子ツールが有利ですが、日数単位などでざっくり計測)などの観点でも改善を重ねられており、かんばんの開発ツールとしての可能性を強く感じた内容でした。

かんばんに限らず、現場で何か新しい事を導入するときには「自分達のやり方で良いのかな?」と不安になる場面も出てくると思います。今回のように、他プロジェクトの事例を見て視野を広げてみるのも、解決の大きなヒントになるのではないでしょうか。

講演資料はこちらからダウンロードできます

参加者同士でのふりかえり

最後に、基調講演の内容を受けて、参加者同士でのふりかえりを行いました。5人程度のグループに分かれ、

・自己紹介
・基調講演の感想
・開発でうまくいっていること、うまくいっていないこと

をテーマに一人ずつ発表し、グループ内でディスカッションしました。他社の方を交え、それぞれの現場で抱えている悩み・課題を共有できた事自体が、非常に新鮮でした。

最後に

全体を通して、今回は「チーム運営」にフィードバックできる内容が大変多く、自分にとって収穫の大きい勉強会でした。ここからはチームメンバーと協力しながら、自分達に合ったチーム文化を作っていきたいと考えています。

数か月後のブログで、進化したかんばんをご紹介するかもしれません!

suzy Kawasuji Marie

INDETAIL には珍しい文系出身。初心者向け Raspberry Pi ネタと、色々な開発 tips を書いています。最近のおすすめマンガは「恋は雨上がりのように」。心が洗われます。

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