ブロックチェーン・AI・システム開発の株式会社INDETAIL

AARRRとは?今更聞けないその単語、サービス提供者の解釈で説明します。

2015.02.25
shimada_schn

「AARRR」とは何でしょう。

AARRRフレームワーク

もしそう思ってこの記事を読んでいただけるなら、私の理解を元に今ここに一言で表します。

「使う人を思いやるために、考えを整理するための間仕切り」です。

 ※個人の解釈による表現です。

初めまして、自社サービスmoremallのディレクションを担当しております嶋田と申します。

現在、新しい自社プロダクトのリリースに向け、「より多くの方に、より心地よく、より楽しく、このサービスを使って頂きたい」そんな思いで切磋琢磨しながら日々サービス構築に取り組んでいる所でございます。

本日は、数年前から言われている「グロースハック」の考え方のひとつである「AARRR」について、私なりの解釈と理解を元にご説明させて頂きたいと思います。

ですので、世の中の偉大なグロースハッカーの方々から見れば、私などのちっぽけな解釈で少しニュアンスが違う所もあるかもしれませんが、そこはどうかご容赦頂きたく存じます。

「AARRR」モデル

では、改めまして、「AARRR」とは何でしょう。

「AARRR」とは、使う人の行動を大きく5つに分解したものです。

「AARRR」という名称は、5つの行動の頭文字を組み合わせた単語で、「Acquisition(アクイジョン)」「Activation(アクティベーション)」「Retention(リテンション)」「Referral(リファラル)」「Revenue(レベニュー)」という単語の頭文字を含んでいます。

 

AARRRフレームワーク単語説明

 

AARRR分解モデル、グロースハックフレームワークというような言われ方もします。

元は、2007年頃にシリコンバレーの起業家であるデイブ・マクルーア [Dave McClure]氏が提唱したもので、データ分析を根拠とするデータドリブン経営を行う上で参考にすべく設計されたフレームワークです。

現在のシリコンバレーでは定番となっているそうです。

概要や詳細は以下のスライドが大変参考になりました。

AARRR!モデルの紹介 

身近な題材もこのモデルで考えることができる

では、早速このフレームワークを身近な題材を例にとって使ってみましょう。

 

美容室の「AARRR」分解

Acquisitionユーザー獲得:お客さんが来る

Activationユーザー活性化:髪を切る

Retention継続利用:何回も来てもらう

Referral紹介:友達に紹介してもらう

Revenue収益:代金をもらう、常連になってもらう

 

分解をすることで、お客さんが感じるであろう内容が整理され、どのポイントに施策を打つべきか想像しやすくなります。例えば、上記の美容室が「お客さんはそこそこ来てくれるけど紹介してくれるお客さんがほどんどいない」そんなお店だと気づいたとしましょう。

(実際には、どれくらいのお客さんに対して紹介からの流入がどれくらいなのか数値で判断する方が適切です。)

そして、▼Referral(紹介)にフォーカスすべきだと判断したとします。そして「紹介=他の人に伝わっていくようにする施策は何か」と考えていくと、紹介カードを作る、Facebookでシェアしてもらえるスタイリングを投稿する、などの施策が思いつくはずです。

ひとつひとつの段階で、考えが整理され、今何にフォーカスして取り組むべきかが見えやすくなります。そしてフォーカスして取り組むことで、より細やかな施策を思いついたり、実行することができるようになるのではないでしょうか。

「AARRR」とは、シンプルに使う人の気持ちを思いやり、想像して、改善に注力するための間仕切りなのだと、私は考えます。

そして、これをサービスに置き換えて考えると、サービスの肝はActivationにあり、注力すべきはRetentionなのではないかという考えに至ります。

まとめ

このモデルを使うことで実感することは、何かを誰かに提供する時、提供する側の気持ちを押し付けるだけではなく、しっかり使う人の気持ちになって考えることが大切なのだという事です。

そして最も重要なことはRetentionを維持するために、サービス提供者が決して努力をやめないことです。

自社サービスにおいても、この観点をしっかりと活用し取り組んでいきます。私にとって自社サービスとは、最もシンプルに使う人のことを思いやることのできる場です。

努力を絶やさず、日々精進します。

shimada_schn

元エンジニアの社長室長  座右の銘は ”努力しても成功するとは限らないが成功している人は必ず努力している”。

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