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発売されたばかりの Amazon Echo Show を色々試してみた。

2018.12.24
seki

※本記事は、INDETAIL Advent Calendar 2018の一環として投稿しています。


Advent Calendar 2018 24日目担当の seki です。

11日目だけのはずが、周囲のプレッシャーに負けて24日目も書くことになりました。

せっかくなので、買ったばかりの Amazon Echo Show についてご紹介したいと思います。

Amazon Echo Show とは?

Amazon Echo Show は、2018年12月12日に発売された、Amazon Echo シリーズのスマートスピーカーです。

10.1インチの大型タッチパネルがついていることが特徴で、従来の音声によるスキル操作以外にも、画面を直接使っての操作が実用的なレベルで可能となっています。

実は、今回発売された Amazon Echo Show は第二世代で、アメリカではもっと小型の物が第一世代として発売されていますが、日本では手に入りません。

 

弊社では日本で発売されている端末を3種類持っているので、並べて写真を撮ってみました。



 

見ていただけると分かるのですが、Amazon Echo Show は他の端末に比べてかなり大きいので、購入を検討している方は置き場所にご注意ください。

Amazon Echo Show 用にスキルを開発してみる

では実際に画面付きのスキルを作成してみます。

以前はDisplayテンプレートで決まった形の画面しか作れなかったのですが、現在は Alexa Presentation Language (以後、APLと記載) を使って自由な画面開発が可能となっています。
(APLは現在ベータ版なので、実際に製品開発等行なう場合はご注意ください)

画面付きスキルの開発方法

画面付きスキルを作成する際には、以下の記事を参考にしました。

はじめてのAlexa Presentation Language (APL)
https://developer.amazon.com/ja/blogs/alexa/post/a3712152-cd02-4fda-9d33-3b64ef3a13af/jp-alexa-presentation-language-part1

既存のスキルを作ったことがある方であれば、特に戸惑うことなく作れると思います。

Alexa Developer Console 上ではこんな感じで表示されます。

開発時の注意点

Amazon Echo Show 向けの開発を行なう場合は、下記の点に注意してください。

  • Alexa Developer Console 上でテストを行なう際は、画面のテンプレートを Large Hub に設定してください。
  • APLを使用した開発を行なう場合、基本的には オーサリングツール → テスト → 実機 の順番で進めることになりますが、それぞれ見え方が異なるため、レイアウトを修正した場合は必ず実機での確認を行なってください。

画面表示の限界に挑戦してみた

Amazon Echo Show が発売されたら試してみたかったことがあります。
それは、「何文字表示できるのか」です。

実験のため、画面びっちりに任意のサイズで文字を表示する「画面テスト」スキルを作成しました。
※このスキルは、画面の無い端末では動きませんのでご注意ください。

Alexa側のソース

画面テスト

Lambda側のソース (Node.js)

index.js  ※別途LambdaにASK SDKを取り込んでください。

document.json

datasources.json

実際に動かしてみる

「画面テスト」スキルを実行する際は、下記のように呼びかけます。

アレクサ、画面テストを起動して。

 

実行結果は下記の通りです。

 

1dp
Alexa Developer Console 上のテストでは10dpが最小だったのですが、実機では1dpまで表示可能でした。
1万文字表示しているのですが、拡大しても全く視認できないレベルです。。。

 

10dp
かろうじて数字と分かるレベルで、実用性はありません。

 

20dp
10dpよりは見えるようになりましたが、まだ厳しいです。

 

100dp
このぐらいのサイズになると普通に見えるようになります。

 

700dp
画面いっぱいというとこのぐらいの大きさですが、特に使い道があるかと言われると。。。

 

736dp
Alexa Developer Console 上のテストでは、このサイズより大きくしてもはみ出すものの表示自体はできていたのですが、
実機では、これより大きくすると画面に表示されなくなりました。

 

予想していたよりはるかに自由度が高かったためちょっと驚きました。

テキストのプロパティについては下記に詳しく書かれていますので、色々試してみてください。
https://developer.amazon.com/ja/docs/alexa-presentation-language/apl-text.html

なお、今回はdpを直接指定しましたが、APLにはスタイルパッケージが用意されていますので、実際にスキルを作る際にはこちらを使用したほうが統一性が出て良いかと思います。
https://developer.amazon.com/ja/docs/alexa-presentation-language/apl-alexa-styles-package.html

 

最後に

Amazon Echo Show のサイズがあれば、今までは難しかった、たくさんの情報をアウトプットするようなスキルも実用的に作成することができます。

また、APLを使えば大画面を自由に使うことができますので、興味のある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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seki

リラックマが好きなエンジニアです。 最近は良くAlexaで遊んでいます。

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