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  • 2018.12.22
  • 技術ブログ

札幌でWeb系の勉強会を主催し始めた話

※本記事は、INDETAIL Advent Calendar 2018の一環として投稿しています。

この記事は、INDETAIL Advent Calendar 2018の22日目の記事です。

こんにちは、tacckです。
今回は少し趣向を変えて、2018年に行なった個人活動の話を少ししてみたいと思います。
やったことは、札幌で勉強会を主催し始めた、という一言なのですが、それにまつわる話をまとめていきます。

運営している勉強会

勉強会とテーマ

"ゆるWeb勉強会@札幌" という勉強会を立ち上げて、2018年中に2回(8月と11月)開催しました。

勉強会のテーマは、主に以下となるように考えています。

  • 「Web」に関する技術を全般的に扱う
  • 初心者が次に進むときに役立つようなテーマを扱う
  • 勉強会中に気軽に質問できる空気を作る

テーマ設定の理由

私はconnpassというサービスで勉強会に参加することが多いのですが、そこを中心に見た場合に、札幌の技術系のコミュニティ活動は以下のような感じかなぁ、と思っています。

  • フロントエンド系は比較的活発
    • Webディレクション・デザイン・コーディングと各方面でコミュニティ活動する方が多め。
  • インフラ(クラウドサービス関連)も割と多め
    • インフラに強い企業主体での開催も多い
  • スマホアプリ系は長く続いているものがある
    • 主にiOSアプリの勉強会が継続的に開催されている。
  • アジャイル系・テスト系の活動もある
    • テストの大きめのカンファレンスも定期的に開催されている。
  • 言語ごとのコミュニティも結構ある
    • 最近は活動量が少なめ?
  • バックエンド全般を扱うような勉強会はあまり見かけない
    • 全般的な勉強会は初心者向けがいくつかあり、「その次」向けとなるとさらに見ない。

という状況で、バックエンド全般(インフラやフロントエンドにもまたがる領域も)の話を知りたいなぁ、と思った時になかなか勉強会が見つからない、と思っていました。
そして、無いなら自分でやってみようと思ったのが、勉強会を主催する大きなきっかけになりました。
また、いつも多くの勉強会に参加させてもらっているので何らかの形で自分も恩返ししたい、と思っており、それもきっかけの一つです。

この辺りの状況を踏まえ、テーマを「Web技術全般」とし、初心者の「その次」に繋がるような会ができれば嬉しいな、と考えました。

あと、自分が勉強会や研修で人前で話すようになって、「聞き手のリアクション」はすごく重要だな、と強く感じるようになりました。
札幌に限らず、日本では「聞き手の反応が薄い」や「勉強会内での質問が少ない」などとよく言われているようです。
しかし、質問することはその人だけではなく、発表している人、一緒に勉強会に参加している人、全ての人のためになります。
なので、私の実施する勉強会では、できるだけ「質問しやすい空気」を大切にしたいな、と考えてテーマに加えました。

勉強会活動 / 社内で・社外で

社内で

社内での活動は、社員向けの勉強会に関わったり、社内の研修をやったり、ということが主になります。

特に新卒入社したメンバーへの入社後の研修は、ほぼ毎年メイン講師をやっています。
それ以外の形だと、ここ3年〜4年ほどは東京への長期出張で行き来することが多かったので、継続的な勉強会・研修頻度はやや下がり気味です。
ここ1年では、単発の研修を数回やった程度ですね。

こちらの活性化は、それはそれで課題として手を打っていこうと思います。

社外で

社内でもぼちぼちとやってはいるわけですが、それだけではいけないなぁ、と常々感じていました。

上にも書いたとおり、自分自身が社外の勉強会に多く参加させてもらい、成長の糧とさせてもらっています。
なので、コミュニティ活動を通して、少しでもそこに恩返しがをしたいな、と考えて自分で主催してみることにしました。

ただし、「やろう」と思ってから、実際に開催するまでに少々時間がかかりました。
悩んでいたのは主に二点で「メインのテーマ(技術領域)をどこに設定するか」と、「そのテーマで本当に人が集まるか」、というところです。

技術領域は、当初PHPに絞ったものにしようか、とも考えていました。
しかし、私自身の興味の範囲はもっと広いので、変に絞って運営のモチベーションが下がるのも良くないなぁ、と考えました。
また、過去に勉強会に参加して色々な方と話をしていく中で、多くの人は「必要に迫られて」色々な技術を使う場面が多い、というのも感じていました。
その場合、「これが良いやり方だ」というベストプラクティスがわからないまま手探りの状態で業務にあたることになり、多くの方が苦労しているという話も耳にしました。

なので、先に挙げた勉強会が少ないことも踏まえ、特定の技術ではなく「Web技術全般」を広く使うことが多い人たちが、みんなどんなことをやっているかお互いに話のできる形にしよう、というように決めました。
また、Webの業界に入ってきた人たちも、「今自分がやっていること以外の技術や苦労話」といったものを知ることができ、いざ必要になった時に多少は糧になるのでは、とも考えました。

人が集まるか、というのもやり始めるまではやはり不安でした。
ただ、Twitter上でテーマのことをつぶやいているときに応援してくださる方々がいたり、別の機会でお会いした方に直接声をかけていただいたりもして、やってみよう、という気持ちになれました。
声をかけてくださったみなさま、本当にありがとうございます。

とはいっても、最初は「4〜5人集まってもらえれば大成功」という気持ちでイベントの公開ボタンを押しました。

公開すると、思った以上に反響があり、20名〜30名の方々に集まっていただける会となりました。
参加していただいた方々には、本当に感謝しています。
また、やむなくキャンセルとなった方も、参加の意思を示していただけて、とてもありがたいです。

過去のテーマ

1回目 / 開発環境

初回なのでフリーテーマ的な感じにしていたのですが、私ともう一人の登壇者の方とも、開発環境(VS Code)に関する話となりました。
この回は、実例も交えながらの発表となったのと、あまり欲張らずに時間配分を行なったので、「参加者みんなで色々と話す」という時間をうまく作れたと思います。

2回目 / 自動化

この回では、1回目の話の中で希望として出た「自動化」に関する話で、登壇の募集を行ないました。
結果、多くの方に集まっていただき、発表された方々も実例を交えながらやっていただけて、見応えのある回になったかと思います。

よかったこと

まずは、多くの方に参加していただけたことです。
特に、比較的経験の浅い方にも参加してもらうことができたのは、本当に嬉しいことでした。
単純に私のSNSでの繋がりだとどうしても経験年数の長い方々との交流が多くなりやすいので、それを超えて届いたのはとても嬉しいです。

反省点

一方で、特に2回目は多くの反省点があります。

2回目の「自動化」というテーマは、経験者の発表中心となり、具体的な話である分思った以上に「ゆるくない」内容になりました。
技術の紹介、という意味では具体的な話が必要なのですが、特に初心者にとっては「知らない言葉」が多すぎても厳しいなぁ、という、そこのバランスが良くなかったと考えています。
私がテーマを決めた際に範囲を広げすぎたことが原因なので、この点を踏まえ、キーワードの選択をもっと考えないといけないな、と感じました。

また、発表者が多くなったので、前回のような「みんなで話す」時間を作れなかったのも反省点です。
これも私のミスなので、次回はもっと時間のゆとりを取れるような配分にしなければいけないです。

あと、会の参加者が2回目は全体で30名の規模になったのですが、一人で目を配るには厳しいと感じました。
参加規模をもう少し抑える、または、運営を手伝ってもらえる人に協力してもらう、ということも考えないといけないですね。

来年の活動予定

3回目については、「初心者が次に進むために知りたいこととか、知っておくと良いこと」というのをテーマにしようかな、と考えています。
(募集ページ公開中です。)

また、2ヶ月に1回のペースで継続して実施しようと考えています。なので、来年は計6回の勉強会を実施する予定です。
テーマについても上記の範囲からはみ出すぎないように、開発環境、デバッグ、フレームワーク、といったものを扱えるようにしたいと考えています。

あとは、欲張らない程度に、他の勉強会の運営の方達とも「ゆるく」協力して行きたいな、と考えています。

テーマとは全く別で、開催場所をどうするかというのも、運営では結構な悩みになります。
弊社で気軽に開催できるように、ちょっと社内調整を頑張りたいな、と思っています。

まとめ

勉強会の主催は、やり初めて良かった、と素直に感じています。
そしてみなさんも、もっとカジュアルに勉強会に参加し、運営を手伝い、何より自分で主催してみる、という風にやって欲しいなと思います。

特に、札幌のような地方都市では、「自分の知りたいこと」をピンポイントにやっている勉強会にはなかなか巡り会えないと思います。
だったら、自分でやった方が確実に情報を得られるようになる、という発想を持っても良いと思います。

自分の勉強ついでに一緒に勉強する人をオープンに募集してみる、という、気軽に勉強会のできる世界になれば良いな、していきたいな、と考えています。
皆さんも、一緒に勉強会をやっていきましょう!

ともに世界をアップグレードできる、そんな日を夢見て。
Upgrade the World!