- 2018.04.06
- その他
集中25分・休憩5分を繰り返すだけで生産性アップ! 時間管理術「ポモドーロ・テクニック」とは?
はじめに
突然ですが、皆さんは普段仕事や勉強をする時、こんな経験がありませんか?
・集中が長く続かず、生産性が思うように上がらない...
・マルチタスクをこなしていて、いくら仕事しても片付けた気がしない...
・作業の計画を立てても思うように進められない...
私自身をはじめ、思い当たる方は決して少なくないと思います。これらの課題を解決するきっかけとして、今回ご紹介したいのが「ポモドーロ・テクニック」です。
ポモドーロ・テクニックとは
ポモドーロ・テクニックとは、イタリアのフランチェスコ・シリロ(Francesco Cirillo)氏が考案した、生産性を高めるための時間管理手法です。
基本的なルールは、いたってシンプル。
1) 作業25分+休憩5分を1セット(=1ポモドーロ)とする
2) 4ポモドーロ分の作業をしたら、15〜30分程度の少し長めの休憩を取る
3) 2)のサイクルを繰り返す
人が集中し続けられる時間は意外と短いもの。そこで、作業する時間を短く区切ることで、高い集中力を持続して生産性を高めよう、というのがこのルールの狙いです。
大切なポイントは「作業中はタスクに集中し、できる限り割り込みは排除する」ということ。メールやチャットの新着通知、電話、スマホ、ネットサーフィン...作業中は何かと別のことに気を取られがちですが、ポモドーロ中の25分間は、とにかく目の前のタスクに集中してください。目に入る場所にスマホを置かないなどの工夫をしても良いかと思います。
得られる効果
実は、ポモドーロ・テクニックを導入することで得られる効果は「集中力を高めて生産性を上げる」点だけではありません。
・実績をトラッキングすることで、自分の作業見積が、より正確にできるようになる
・1日にこなせる作業量が明確になるため、計画を立てやすくなる
・こなした作業量がポモドーロという単位で分かりやすく可視化できるため、達成感を得やすい
これらの効果を実感するためには計画・実行・振り返りのPDCAサイクルが必須ですが、冒頭に挙げたような課題のストレスから解放されるのは、非常に魅力的ではないでしょうか?
まとめ
ポモドーロ・テクニックの魅力についてアツくご紹介しましたが、良さを実感するためには、実際に体験してみるのが一番です。著名なテクニックのため、タイマーやタスク管理機能付きのアプリ・WEBサービスも多数ありますので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
公式サイトもあります。
https://francescocirillo.com/pages/pomodoro-technique
おまけ
メガネメーカー「JINS」が展開しているウェアラブルデバイス「JINS MEME」とアプリ「JINS MEME OFFICE」を使うと、自分の集中力を可視化できるそうです。
https://jins-meme.com/ja/focus/
ポモドーロ・テクニックと組み合わせて活用してみると面白いかもしれませんね。