ブロックチェーン・AI・システム開発の株式会社INDETAIL

PHPカンファレンス北海道 2016 に参加しました

2016.04.19
suzy

セミナールームC

こんにちは、suzy です。気がつけば 4月も折り返し地点! 早いものですね。

今回は4月16日に札幌市内で開かれた「PHPカンファレンス北海道 2016」の参加レポートを書こうと思います。

PHPカンファレンスってどんな勉強会?

PHPカンファレンス
PHPカンファレンスは、PHPユーザ同士の情報共有・交流促進を目的として、セッションや基調講演をメインに構成される、大規模な勉強会です。

大きく分けて、日本PHPユーザ会が主催して毎年開催されているものと、北海道・関西・福岡など各地域のコミュニティが主催し、不定期(ほぼ毎年の地域もあります)に開催されているものの二種類があります。

2016年、北海道での開催されるのは、なんと4年ぶりとのこと!

担当案件でPHPを扱うことも多いので、ここぞとばかりに参加してきました。

イベント概要については公式サイトを参照ください。

以下、私が聴講したセッションのまとめ・感想です。

【セッション】Prophecyを使ったユニットテスト(スピーカー:石田朗雄さん)

最初のセッションは「Prophecy」というモッキングフレームワークの紹介でした。
スピーカーは、フリーランスで活躍されている石田朗雄(@iakio)さん。

テスト対象のオブジェクトと依存関係にあるオブジェクトの代替品(スタブやモックなど)を「Test Double」と呼ぶそうですが、これらをサポートしてくれるのが「Prophecy」というフレームワーク。

お話のなかで印象的だったのは、石田さんのユニットテストに対する捉え方でした。
小さな部品を組み合わせて大きなプログラムを作る。そのためには、まず部品のひな型を作り、ユニットテストでインターフェースの確認をする。次に中身を作り込んでいく…というように(自信を持って)少しずつ前に進むことが大切だということ。
開発を駆動するためにテストを使う = TDD(テスト駆動開発)に興味を持つきっかけとなったセッションでした。

【ゲスト講演】PHPer人生、一度はフレームワークを作っておこう!(スピーカー:石田絢一さん)


こちらもフリーランスで活躍されている、石田絢一(@uzulla)さんのセッション。

素晴らしいフレームワークは世の中にたくさんあれど、自分流フレームワークも良いじゃない!と「オレオレフレームワーク」開発の楽しみ方を、テンポ良くお話してくださいました。

あくまでも趣味の範囲で、その代わりモチベーションは必須。あえて懐かしいテクニックを使ってみたり、世に出たばかりの「生煮え」の技術を試してみたり。とにかく「楽しい!」という気持ちが伝わってきて、グイグイ引き込まれるセッションでした。

オレオレフレームワークに挑戦することで、自分のミッシングピースに気づけるという言葉が、特に心に残っています。成果物よりも、完全にゼロからソースコードを書く。その過程が大切だということでした。フレームワーク開発と聞くと難しい印象を受けますが「自分のスキルレベルを客観的に知る」という観点だと、気持ちの面でのハードルが下げられるなぁと思いました。

【基調講演】「例えば、PHPを避ける」以降PHPはどれだけ安全になったか(スピーカー:徳丸浩さん)

基調講演で登壇されたのは「徳丸本」の作者として著名な、徳丸浩(@ockeghem)さん。
IPAの非常勤研究員としても尽力されています。

「例えば、PHPを避ける」は、以前に徳丸さんが執筆された、IPAの記事のタイトル(現在は改編されています)。執筆当時の最新版である PHP5.2.3 以降、脆弱性について PHP がどのような改善対応をしてきたのか、デモンストレーションを中心に解説。非常に聞き応えのある講演でした。

古いバージョンのPHPを使って、簡単にXSS攻撃ができてしまうことを実演してくださった徳丸さん。

セキュリティ対策の基本として、できるだけ新しいバージョンのPHPを使うこと。そしてそれ以上に、最新のパッチがあたったPHPを使うことが重要と締めくくられていました。

セキュリティ対策の第一歩として、最新の情報をチェックし続ける姿勢が大切だと、あらためて実感。

徳丸さんが講演中に紹介されていた長谷川陽介さんのブログにも、セキュリティ関連の最新トピックスが掲載されていて、大変参考になります。

まとめ

今回ご紹介した他にも、クラウド環境におけるパフォーマンスチューニングのお話、バージョン管理ツール「Composer」の紹介など、たくさんのセッションに参加させていただきました。

全体を通して感じたのは、もっとPHPを勉強しよう…という気持ち以上に、プログラミングはもっと楽しむべきだ、ということです。スピーカーや参加者の方々を見て、勉強会の盛り上がりを肌で感じ、とても刺激を受けました。

まずはオレオレフレームワーク、こっそり挑戦しようと思っています。

最後におまけ

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会場にて、スポンサーセッションに参加されていたPHP技術者認定機構様より、マスコットキャラクター「ペチゾー」のぬいぐるみをいただきました! ありがとうございました!
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もう一つおまけ。こちらは、会場にあった白い恋人タワー!
道民でも圧倒される存在感でした。

suzy Kawasuji Marie

INDETAIL には珍しい文系出身。初心者向け Raspberry Pi ネタと、色々な開発 tips を書いています。最近のおすすめマンガは「恋は雨上がりのように」。心が洗われます。

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